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GCPのCompute Engine インスタンスにSSH接続する

Google Cloud Platform

WindowからSSHでPuTTYとかを使ってGCPのVMインスタンスに接続する方法です。
Google Cloudの公式ガイドにも書いてあります。
PuTTYページからPuTTYをダウンロードします。
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SSH接続にはputty.exe、鍵の作成にはputtygen.exeを使用します。

公開SSH認証鍵の作成

puttygen.exeを使って公開SSH認証鍵を作成します。
puttygen.exeを立ち上げます。
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ウィンドウ下部のParametersはだいたいデフォルトのままでOKです。
Number of bits in a generated key は 2048 以上にする必要があります。
[Generate]をクリックします。
Please generate some randomness by mobing the mouse over the blank area.
ウィンドウ枠内でマウスカーソルを適当に動かすことでランダムな値を生成します。
以下の画面上で適当にマウスカーソルを動かします。
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鍵の生成ができました。
Public key for pasting in to OpenSSH authorized keys file に表示されている文字列が公開鍵です。
Key comment に設定した文字列がインスタンスでのユーザー名になります。
Key passphrase も設定します。
Confirm passphrase にも同様にパスフレーズを入力します。
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File メニューから Public Key と Private Key を保存しておきます。

公開SSH認証鍵の登録

VMインスタンス詳細画面から登録します。
Google Cloud Platform のコンソールを開き、Compute EngineのVMインスタンスから、登録するインスタンスの詳細を開きます。
編集を開き、SSHキーの 項目を追加 から puttygen.exe で Public key for pasting in to OpenSSH authorized keys file の文字列をそのままコピー&ペーストします。
形式はssh-rsa [KEY_VALUE] [USERNAME]です。
保存して完了。

puttyで秘密鍵を使って接続する

putty.exe を立ち上げます。
Host Name にインスタンスの外部IPアドレスをそのまま入力します。
[username]@[IP address]の形式で入力してもOKです。
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Connection → SSH → Auth を開き Private key file for authentication に puttygen.exe で作成した秘密鍵を登録します。
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Sessionに戻り、Saved Sessionsに名前を入力して[Save]で設定を保存できます。
[Open]でインスタンスに接続できます。
接続したらputtygen.exeで入力したPassphraseを入力して接続完了です。
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