<h1 id="hded12f49e2">Google Cloud Platform</h1> WindowからSSHでPuTTYとかを使ってGCPのVMインスタンスに接続する方法です。 Google Cloudの<a href="https://cloud.google.com/compute/docs/instances/connecting-advanced#thirdpartytools?hl=ja" target="_blank" rel="noopener noreferrer">公式ガイド</a>にも書いてあります。 <a href="https://www.chiark.greenend.org.uk/~sgtatham/putty/latest.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">PuTTY</a>ページからPuTTYをダウンロードします。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/46451451db5840579d91a662a1bdaf8e/63e2b721cbb248e1baae1518dfc4ee34/gcp_ssh_putty.png" alt=""> SSH接続にはputty.exe、鍵の作成にはputtygen.exeを使用します。 <h2 id="h82f28d21eb">公開SSH認証鍵の作成</h2> puttygen.exeを使って公開SSH認証鍵を作成します。 puttygen.exeを立ち上げます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/46451451db5840579d91a662a1bdaf8e/bc3660f7b7744a0782ebe040d7e68f06/gcp_ssh_001.png" alt=""> ウィンドウ下部のParametersはだいたいデフォルトのままでOKです。 Number of bits in a generated key は 2048 以上にする必要があります。 [Generate]をクリックします。 <blockquote>Please generate some randomness by mobing the mouse over the blank area.</blockquote> ウィンドウ枠内でマウスカーソルを適当に動かすことでランダムな値を生成します。以下の画面上で適当にマウスカーソルを動かします。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/46451451db5840579d91a662a1bdaf8e/a3f785249b164a4f93b7fa6fe11bb7b5/gcp_ssh_002.png" alt=""> 鍵の生成ができました。 Public key for pasting in to OpenSSH authorized keys file に表示されている文字列が公開鍵です。 Key comment に設定した文字列がインスタンスでのユーザー名になります。 Key passphrase も設定します。 Confirm passphrase にも同様にパスフレーズを入力します。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/46451451db5840579d91a662a1bdaf8e/dd541dc34e3b42269a2b7c94fc8b9b58/gcp_ssh_003.png" alt=""> File メニューから Public Key と Private Key を保存しておきます。 <h2 id="h7865b55468">公開SSH認証鍵の登録</h2> VMインスタンス詳細画面から登録します。 Google Cloud Platform のコンソールを開き、Compute EngineのVMインスタンスから、登録するインスタンスの詳細を開きます。 編集を開き、SSHキーの 項目を追加 から puttygen.exe で Public key for pasting in to OpenSSH authorized keys file の文字列をそのままコピー&amp;ペーストします。 形式は<code>ssh-rsa [KEY_VALUE] [USERNAME]</code>です。 保存して完了。 <h2 id="hd7ddc3918e">puttyで秘密鍵を使って接続する</h2> putty.exe を立ち上げます。 Host Name にインスタンスの外部IPアドレスをそのまま入力します。 <code>[username]@[IP address]</code>の形式で入力してもOKです。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/46451451db5840579d91a662a1bdaf8e/deebab4c2274427e9bd694c2a795af14/gcp_ssh_004.png" alt=""> Connection → SSH → Auth を開き Private key file for authentication に puttygen.exe で作成した秘密鍵を登録します。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/46451451db5840579d91a662a1bdaf8e/1622368e66c942589ed7990b563e064a/gcp_ssh_005.png" alt=""> Sessionに戻り、Saved Sessionsに名前を入力して[Save]で設定を保存できます。 [Open]でインスタンスに接続できます。 接続したらputtygen.exeで入力したPassphraseを入力して接続完了です。

GCPのCompute Engine インスタンスにSSH接続する

<h1 id="hded12f49e2">Google Cloud Platform</h1> GCPでサーバ立てられるらしいので、ちょっと触ってみた。AWSもそうだけど、いつどこで課金されるのかよくわからなくて敬遠してるんですよね...。でも触ってみた感じAWSよりもUIがわかりやすい気がしてきたので意を決していきます。 GCPはWebサイトなどでGoogle Map APIを使う以上触れないわけにはいかないみたいなサービスでしたが、他にもいろいろできすぎて全容が計り知れません。今日はCompute Engineを使ってみます。 よくわからないまま書く、よくわからない体験記なので、もし参考にされる方はご注意ください。 まず、インスタンスという言葉が全然慣れないんですが、サーバそのものというイメージで合ってるんでしょうか。 <h2 id="h4a1cf939d8">アカウント登録</h2> 前提としてGoogleアカウントが必要です。そして<a href="https://cloud.google.com" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Google Cloud Platform</a>にアクセス。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/46451451db5840579d91a662a1bdaf8e/cac76d688c364f438b4c5849ac5b72b8/gcp_start_001.png" alt=""> 無料トライアルをクリックします。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/46451451db5840579d91a662a1bdaf8e/236a5182d94f4d1581ad4fed27809e45/gcp_start_002.png" alt=""> 利用規約に目を通して、続行。次の画面で住所やクレジットカード情報を入力します。 ここで入力する情報は本人確認のためで、すぐ課金されたりすることはないようです。 登録完了するとGCPのコンソール画面が表示されます。 <h2 id="h8e5d658cf5">新しいプロジェクトの作成</h2> GCPではプロジェクト単位で管理するようです。 なにをするにも、まずはプロジェクトの作成が必要です。とりあえず適当に作ります。 プロジェクト名は後から変えられないようなので注意して決めます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/46451451db5840579d91a662a1bdaf8e/1b6437d174044472b18407fb0b6b9691/gcp_start_003.png" alt=""> 作成すると作成完了まで少し時間がかかります。 次にインスタンスを作成します。 <h2 id="h3596390140">インスタンスの作成</h2> メニューからCompute Engine → VM インスタンスを開きます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/46451451db5840579d91a662a1bdaf8e/749d217a17154fdd8b0c53156076e995/gcp_start_004.png" alt=""> 開くと、Compute Engineを準備しています。というメッセージが出ます。初期化に時間がかかるようです。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/46451451db5840579d91a662a1bdaf8e/40ab0ef7cf484ed3a49e6e16a4c9a776/gcp_start_005.png" alt=""> <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/46451451db5840579d91a662a1bdaf8e/7033cefb4fc14cdf9536f4668970fdb4/gcp_start_006.png" alt=""> <h3 id="hce4c68a658">名前</h3> 名前は後から変えられないようです。サーバの名前にもなります。慎重に決めます。 <h3 id="h1161475838">リージョン</h3> 物理サーバがある場所を選びます。無料枠はアメリカのみ有効になるみたいなので、アメリカ`us-*`を選択します。 日本からアクセスする予定の場合は距離を考えるといいのかも <h3 id="h1515ebca36">ゾーン</h3> さらにリージョン内でどのサーバを使うか指定します。たぶんそういうことだと思います。 たくさんサーバ(インスタンスか)を立てる場合はゾーンの設定も考えなきゃいけないんだと思います。 <h3 id="h84e88d85de">マシンの構成</h3> 無料枠で利用するならシリーズはN1(第1世代)、マシンタイプはf1-micro(1 vCPU、614MB メモリ)を選択します。 <h4 id="h89dc8547d6">CPUプラットフォームとGPU</h4> リンクをクリックすると展開します。 <h5 id="h1e9dd0ae45">CPUプラットフォーム</h5> たぶん初期状態の自動のままでいいでしょう。 <h5 id="h5e75a7f1c7">GPU</h5> GPUが追加できます。 追加すると無料枠でもお金かかりそうです。 <h3 id="h06e8ee7688">コンテナ</h3> このVMインスタンスにコンテナイメージをデプロイします。というチェックボックスがありますがチェックなし(初期状態)で。 <h3 id="hf325b9e29a">ブートディスク</h3> 初期状態はDebian GNU/Linux 9 (stretch)です。 変更を開いて変更します。 <h4 id="h8ee71a1cf4">OSイメージ</h4> 無料枠ではOSイメージはLinux系を選びます。私はUbuntu 18.04 LTSを選びました。 <h4 id="ha3259a7fed">ブートディスクの種類</h4> これは標準の永続ディスク(初期状態)を選びます。 <h4 id="h34337176a9">サイズ</h4> 初期状態では10GBですが、無料枠で30GBまで使えるので30にしましょう。 <h3 id="h9b02a51a3f">IDとAPIへのアクセス</h3> サービスアカウントとアクセススコープ共に初期状態のまま。 <h3 id="ha79fadd193">ファイアウォール</h3> 通常のウェブサーバを立てる場合はHTTPとHTTPSの両方にチェックを入れます。 <h4 id="h10eec59669">管理、セキュリティ、ディスク、ネットワーク、単一テナンシー</h4> リンクをクリックすると展開します。 <h5 id="h47806f6698">ネットワーキング</h5> 設定を変えるのはこの項目のみ。 <h5 id="h457e53bd2e">ネットワークインターフェース</h5> ここで、外部IPが初期状態ではエフェメラルになっています。エフェメラルはIPがころころ変わって面倒なので固定IPにします。 IPアドレスを作成を選択します。 モーダルウィンドウが出てきて静的IPアドレスの予約ができます。 ここでも名前は後から変えられないようです。 適当な名前を設定します。 ネットワークサービス階層は標準を選択します。 予約を押すと自動的に作成、設定されます。 完了を押してネットワークインターフェースの設定を閉じます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/46451451db5840579d91a662a1bdaf8e/467732c453e34763b0b597505feb1a0c/gcp_start_007.png" alt=""> <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/46451451db5840579d91a662a1bdaf8e/7ba842f7755045b68c8afa12337bed1a/gcp_start_008.png" alt=""> <h2 id="h8b76ece3a2">作成完了</h2> 作成を押すと数分でインスタンスが作成され自動的に起動します。 <h2 id="hfe774d3cd7">外部IPアドレスについて</h2> インスタンス作成中にネットワーク設定で外部IPアドレスを作成しますが、インスタンスなどで使用していない場合は有料となるようです。 Google Cloud PlatformのメニューからVPCネットワーク → 外部IPアドレスを開きます。ここで不要な外部IPアドレスの確認および削除ができます。 外部IPアドレスをリストから選択して 静的アドレスを解放 で削除できます。 <h2 id="hadd448e40b">SSH接続</h2> VMインスタンスの詳細画面からリモートアクセスできます。 ブラウザウィンドウで開く が一番手っ取り早いと思います。

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