Reactとは
ReactはJavaScriptのフレームワークのひとつで、もともとはFacebookで利用するためにFacebookが開発したものです。
最近ではjQueryに代わるフレームワークとして注目を集め、Reactに置き換えるWebサイトも多くあります。
Reactはいまでは様々なホームページで使われていますが、見ただけではわかりません。
今回はホームページにReactが使われているか確認する方法を紹介します。
Reactが使われているか確認する
React Developer ToolsをChrome拡張に追加する
WebサイトにReactが使われているか確認するにはChromeにReact Developer Toolsを追加します。
「Chromeに追加」をクリックします。
「拡張機能を追加」をクリックします。
これだけ。
アドレスバーの横にアイコンが追加されます。
表示されるアイコンの種類
Reactが使用されているページは以下のアイコン。
This page is using the production build of React.
使われていないページだとグレーアウトします。
This page doesn't appear to be using React.
Reactには
develop build
とproduction build
があって、developの状態だとこのアイコンになります。This page is using the development build of React.
古いバージョンのReactを使っているサイトは以下のアイコンになります。
This page is using an outdated version of React.
React Developer Toolsについて
React Developer Toolsは、もともとReactの開発補助のためのChrome拡張機能です。
Reactの開発に便利なStateやコンポーネントの状態の確認などができ、かなり高機能な拡張機能です。
Development Build と Production Build
Development Buildのままだとmapファイルが作成され、セキュリティも弱くなるので、デプロイするときはかならずProduction Buildにしましょう。
Create React App
Create React App
を使用しているプロジェクトは以下のコマンドを使用します。shell
# npm run build
webpack
webpack
を使用してbuildする場合は設定ファイルでmode: 'production'
を指定しましょう。webpack.js
module.exports = {
mode: 'production'
}